大きなサイズのデータの取得による解析、例えばNGSを用いた解析などでは、アッセンブリング・マッピング、FPKM算出などの情報解析が必要ですが、研究や実験に利用するためには、さらにデータベースや論文などの情報を利用した解析が必要不可欠です。この部分は、手作業で扱えるデータサイズを超えていますが、解析方法の定型化が難しいことから、手軽に利用できるソフトウェアはほとんど存在しません。ゲノムスケープは、この課題に対して以下のソリューションを提供します。
1. 実験、データベース、情報解析から得られた大量のデータを変換・整理して、取り扱いやすい情報としてまとめます。
2. 得られた情報をビジュアルに分かりやすく表示することにより、実験や研究現場での使いやすさを追求します。
3. 研究現場での実験・研究に必要な個別・詳細な解析方法を考案・提供します。
ゲノム解析が開始されて以来、生物実験と情報解析の連携は長年の課題です。生物学の研究・開発は情報化が進んでいますが、情報を使いこなしながら実験や研究を進めることは簡単ではありません。NGSなどから得られたデータが、十分に使い切れずに眠っていることもあります。ゲノムスケープは、これまでの経験や実績に基づいて、この様なデータを実験や研究にもっと活用できるようにしたいと考えています。
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